療養中の塩水について考えてみる
とにかく、今回は下痢ということもあり、桜東の体力は、それほど疲弊してはいないのだが。
そのせいか、塩水の汚濁が激しいのですよ。
塩水浴を始めてからこちら、ほぼ毎日、三分の二を交換している。
にもかかわらず、塩水は、やや白濁しているような状態なのだ。
理由は、幾つかある。
まず、桜東が、療養中とはいえ比較的元気なこと。
もともと塩水だと、金魚の体表の粘液が遊離しやすいのだが、それに拍車がかかっているようなのだ。
次に、療養の原因が下痢であること。汚れる理由は・・・皆まで書くまい。
そして、水温。現在、とりあえず元の環境(本水槽)に合わせて、小型のヒーターで17度を割らないようにしてはあるが。
この温度帯は、どうしても雑菌類が繁殖しやすい温度帯でもあるのだ。
最後に、療養水槽が小型であること。つまり、絶対的な水量が不足しているのだ。
そのせいで、どうしても汚染が激しくなりがち。
加えて、一時ごしらえの環境なので、濾過バクテリアの活躍など、望むべくもない。
結果、水の汚濁が・・・。
ちょうど、新規水槽を立ち上げた直後で、コントロールが難しく水が白濁するような状態なのですよ。
おまけに、塩水と白濁の混じった、なんとも言えない生臭さが、もう・・・
というわけで、ほぼ毎日の換水と相成っているわけだけど。
いくらなんでも、このままじゃ不味い。
というわけで、
せめてもの抵抗に、本水槽の濾過槽で使用している、バクテリア繁殖用のセラミックリングを、何個か投入してみた。
いやその・・・気休めにしかならないのは、わかっているんだけど。
これで効果が出たら、儲けもんじゃないか。
とはいえ。
もう少しまともな対策を、なにか考えないといかんかなあ。