You are here: Home / TinBlog / アシナガバチvsアゲハ幼虫

アシナガバチvsアゲハ幼虫

Posted by h2 at Aug 04, 2011 04:50 PM |
Filed under:
連日の無茶に、台風9号と10号のダブルパンチで、とうとうダウン。 偏頭痛持ちで、とりわけ「直撃する予定(?)の台風が南海上をウロチョロ」していると、猛烈な頭痛と吐き気に襲われるという、難儀な体質なもので。

ちなみに、前回のむちゃくちゃな動きをしていた台風8号のときは、ほとんど頭痛は起きなかったし、実際見事なまでに関東地方を避けて行ったわけだが。

今回のは、どうだろう。9号と10号に挟まれてしまったがために、頭痛が発生したような気がしなくもないが。

もし予定通り(?)だとすると、9号の暴風圏に関東が入る可能性もあるわけで。

関東地方の方、念のためご注意を。

 

それはともかく。

ようやく頭痛も引いてきたので、久しぶりにマッタリと午後を過ごしているわけだが。

ふと気がつくと、庭のカラタチの周りに、アシナガバチがぶんぶん飛び回っているが見えた。

 

あー・・・こりゃ、アゲハの幼虫狙いかなあ。

自然の摂理は、無常よのう。

・・・などと思いつつも、つい観察欲が、むくむくと。

 

というわけで、iPhone片手に、いざ出陣。

今回襲撃してきたのは、全部で三匹。

アシナガバチ

こいつら。

徒党を組んでやってきたな。

ちなみに、アシナガバチは、スズメバチ科ではあるものの、スズメバチほど攻撃性は強くなく、巣に悪さをしたり、こちらからちょっかいを出さない限りは、滅多に人には襲いかかってこない。

とはいっても、刺されると痛いし、最悪死ぬこともあるので、観察の時は、十分注意しませう。

 

そして、やつらの狙いは、

アゲハ幼虫

アゲハの幼虫。

アシナガバチは肉食で、ほかの虫を食料としているのだ。

 

さて、iPhoneを動画撮影モードにして、観察すること暫し。

カラタチの周りを、しきりに飛び回っていたアシナガバチだが、うち一匹が、幼虫に急接近。

これは狩られたかな、と思いきや。

アシナガバチVSアゲハ幼虫1

をを!?

アシナガバチVSアゲハ幼虫2

なんと!

アシナガバチを撃退したですよ!?

これはびっくり。

 

じつは、アゲハの幼虫だが、こいつらは、自衛のための武器を持っている。

ちょっと失礼して、上の写真とは別の幼虫に、指でちょっかいを出してみる。すると、

アゲハ幼虫の角

こんなふうに、頭から二本の触角をニョッキリ伸ばして、反撃してくるのですよ。

この角が、臭いのなんの。

 

臭いの元は、柑橘系、つまり食料としているカラタチの葉に含まれている成分だ。

この柑橘系独特の臭い、じつは、虫が大の苦手としている臭いだったりする。

蜜柑などは、その臭いを自分の葉などに蓄えておくことで、害虫から身を守っているのだが。

その臭いを逆手にとって、アゲハの幼虫は、ほかの虫や鳥などから自分を守る道具にしているのだ。

 

・・・というか、知識だけで知ってはいたが。実際に有効なんだな、これ。

で、反撃を喰らったアシナガバチは、その後暫くのあいだ、

顔を掃除するアシナガバチ

必死になって顔を拭っていた。

 

・・・というわけで、このバトル、なんと信じられないことに、アゲハの幼虫に軍配が上がった。

 

・・・が。これで終わらないのが、自然の怖いところで。

その後、少ししてから、もう一度行ってみたところ、

アシナガバチ狩りの後

無残な現場が。

状況から察するに、先ほどの幼虫が、脱皮をしたのではないだろうか。

葉っぱの上にあるペチャンコの皮は、たぶん、その名残。

で、脱皮直後の弱ったところを、再び襲われたのではないかと思われる。

 

ううむ・・・以前、某映像で、脱皮した直後の蟹が、周りにいた仲間に襲われて共食いされているのを見たことがあるが。

脱皮直後は、どんな生物も無防備になるしなあ。

そこを襲われたのでは、ひとたまりもなかっただろう。

 

脱皮というのは、つくづく命がけの行動なのだと思い知らされる現場であった。

合掌。

 

Filed under:
« April 2019 »
April
SuMoTuWeThFrSa
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930