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水道水の汚染について考えてみる

Posted by h2 at Mar 26, 2011 01:40 AM |
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こんなネタを書くハメになるとは、想像もしなかったが。 現実に、関東地方一部の水道水から放射性物質が検出され、あまつさえ、乳児の摂取制限までかかる事態だと、放置できないわけで。

 

単刀直入に行こう。

今回問題となった水道水は、金魚の水槽に使用できるのか。

答えは、乳児と同じか、むしろ厳しめの基準で行こう、だ。

また、汚染された水を使用しての採卵や繁殖は、厳に慎むべき。

 

まず、乳児と同じ基準で行く根拠について。

サイボー分裂という観点から行くと、当歳でもない金魚を乳児扱いするのは行き過ぎかも知れない。

だが、金魚の体の大きさと、絶えず汚染物質と隣接する(水の中にいるのだから当然)危険を考えると、決して楽観は出来ない。

少し厳しめ、ぐらいが丁度良いかと。

 

また、採卵については、タマゴからの発生過程で放射能の影響を強烈に受けてしまうので、奇形率が跳ね上がることが予想される。

「生命への冒涜なんぞ屁とも思わない」というのでない限りは、やめておきましょう。

放射能下での発芽実験は、水産試験場などの学術機関に任せましょう。

 

で、以上を踏まえた上で、「汚染された水しか手に入らない」場合について。

いくら乳児と同じく厳しめの基準で、とはいえ、さすがにミネラルウォーターを使用することは難しいだろうし、このご時世で、そんなことはするべきでもない。

 

では、どうすればよいかというと、一つだけ、お手軽で安上がりな方法がある。

汚染された水をバケツなどでくみ置きにして、埃や新たな汚染物質が入らないように蓋をして、2〜3週間放置するのだ。

ただし、この対策は、汚染物質が「放射性ヨウ素」の場合だけ。

じつは、この放射性ヨウ素、半減期が8日と、比較的短い。

どういうことかというと、8日で放射能が半分になるよ、ということ。

16日だと、半分の半分、つまり四分の一に減る。

今回報告された金町浄水場の例だと、検出時点で210ベクレルあったわけだが、これを2〜3週間放置すれば、勝手に50ベクレル以下まで下がる、というわけだ。

これで安心。

 

ただし、注意点が一つ。

日数が経過するほど、放射能は弱くなるだろうが、雑菌の繁殖率は格段にアップするということをお忘れなく。

人間の飲み水には使えません確実に腹をこわします。最悪、感染症を併発して死にます

 

金魚用として用意する時は、カルキが抜けたあたり(翌日など)に、水槽の飼育水を少し(コップ一杯程度)足しておこう。

雑菌が繁殖する前に、濾過バクテリアを繁殖させて、水質を維持するようにしてしまうのだ。

濾過バクテリアが繁殖してしまえば、雑菌が繁殖する余地はなくなる。

 

 

ちなみに、今回はほとんど問題になってはいないが、もし汚染物質が「放射性セシウム」であった場合。

正直なところ、打つ手はありません。半減期は30年と長いし、特に魚に蓄積されやすい物質だし。

そもそも、これで水道水が(継続的に)汚染されるようになった日には、どのみちその地域で人が生活すること自体諦めた方がいいレベルなわけで。

せめて出来ることと言えば、こうならないように、神様仏様に祈ることぐらいか。

 

 

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