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小物編 #8

手始めに、湯飲みと急須を作ってみる。

蓋のツマミを作成

はじめに白状しよう。当初の計画として、このツマミは、頂点を配置してポリゴンを作成する手法で作ろう、と計画していたのだが。その野望は、早々に崩れ去ってしまったのだ。

なぜかというと。頂点を配置してのポリゴン作成は、矩形のみ可能だという事実に気がついていなかったのだ。つまり、ポリ生成で使えるのは、

ポリ板作成メニュー

事実上、これだけだったりする

 

それ以外のパーツは、一般(shade11で言うところの線形状)か、自由曲面でのみ利用できるのだ。

・・・という事実に、実際の作業に取りかかるまで気がついていなかったのだ。

というわけで、「空のポリゴンメッシュを作成して、頂点を配置することでツマミをコネコネ」計画は、朝露がごとく夢と散ったのであった。

はっはっは。

・・・・・・・・・・・。

ああもう、馬鹿丸出し orz 。

 

仕方がないので、ツマミもプリミティブを変形することで作成することにした。

気を取り直して。ツマミの原型には、今までと同じく、多角柱を使用することにする。取っ手の作成の時と同じ要領で、蓋の上部に、

ツマミ作成#1

こんな感じでプリミティブの原型を作成。

 

そして、分割数U(円周方向)に4を、分割数V(縦方向)に3を指定する。また、上図では上面、下面にチェックが入ったままだが、この二つの面は不要なので、この段階でチェックを外して筒にしておけば、作成してから削除する手間が省ける。あとは、確定ボタンを押して、プリミティブを実体化。

つづいて、ツマミの形状を整える。上から二段目の頂点を、ツマミっぽくなるように、上面図のマニピュレーターを使用してポコリと膨らませてやろう。

ツマミ作成#2

こんな感じ。

 

つづけて、最上部の頂点四つを、中央に収束させて、玉のように変形させる。これには、「ツールボックス:編集」の「その他」にある頂点整列の機能が使える。

まとめたい頂点四つを選んでから、頂点整列を選択すると、

ツマミ作成#3

ツールパラメーターに、いろいろと設定項目が出てくるので、

ツマミ作成#3

「対象:ポイント」、「種類:一点に収束」、「X座標:0.00」、「Z座標:0.00」を指定する。また、Y座標の指定はしない(チェックを外す)。

shade12では、操作を簡便かつ直感的にする方向でUIの改造が行われているようなのだが、ここだけ妙にタクティカルだ。まあ、おかげで、副作用で思わぬ機能が手にはいるわけだが。何かというと、shade11でも後半のバージョンからまともに使用できなくなっていた、「数値入力」によるポリゴン頂点の移動だったりする。この機能を使用すると、じつに簡単に頂点の微調整ができたりするわけで。こうなると、なんで元々の「数値入力」をわざわざ使えなくしているのか、理解に苦しむ。というか、この機能があれば、「数値入力」のメニューは要らないんじゃなかろうか。UIの整合性について、もう一度見直した方がいいんじゃないかと思う。

この設定で、適用ボタンを押すと、

ツマミ作成#3

このように、選択した4頂点が、Y軸上(X=0,Z=0)に集合する。

あとは、これをマージして一つの頂点に仕上げてやればよいわけだが。・・・無いな、マージの機能が。近接頂点の結合の機能が出来たので、こちらで賄え、と言うことなのだろうか。では、仰せの通り、近接頂点の結合で、四頂点を一つにまとめると、

ツマミ作成#6

・・・・・・・・・・・。

ポリゴンが消えた (ToT)

 

・・・って、ちょっと待て。ポリゴン面が消えるような操作なんて、してないはずだぞ?

おかしいな。仕方ない、[編集]-[取り消し]で戻りながら、どのタイミングで消えたのかを、順を追って確認してみると・・・

ツマミ作成#7

 

近接頂点を結合する寸前までは、ポリゴン面が張られているな。

では、右下にある形状情報で、頂点数を確認しつつ、[編集]-[やり直し]で作業をトレースして・・・頂点を結合した直後に、ポリゴン面が消えることが確認できた。

・・・むう、変だな。なんで、頂点を結合するとポリゴン面が消えるんだろう。

 

・・・・・・・・・・・。

納得できない。

 

では、もう一度、[編集]-[取り消し]で結合前まで戻ってから、ふたたび手動で近接頂点の結合をやり直してみると・・・

ツマミ作成#8

ポリゴンはそのままで、頂点の結合に成功、と。

・・・・・・・・・・・。

(T^T)(T^T)(T^T)(T^T)(T^T)(T^T)(T^T)(T^T)

 

なんで、同じ作業をしているのに、結果が異なるんだ。ワケわからん。

・・・これは、あれだな。気にせずに、先に進むしかないか。後ろ向きな対応だが、現状では、やむを得ませんな。

そして、開発関係者諸氏に、強く希望を。一刻も早く、shade12を完成形に仕上げて下さいませ(ちなみに、上記動作は、バージョン12.0.1)。大変な作業が集中しているとは思いますが(自分もプログラムを組むので、状況はすごく理解できるけど)、こうも動作が不安定では、安心してモデリングできません。

 

というわけで、いまいちしっくりとしないが、とりあえず急須の完成

さて、あと残るは、UV展開とテクスチャの作成作業だが。

以下、次回。