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小物編 #7

手始めに、湯飲みと急須を作ってみる。

急須の蓋を作成

胴体の次は、蓋を作成。蓋は、胴体にへばりついている八角形のポリゴンを利用して作成する予定。手法としては、鍋のときと同じですな。

まずは、蓋の原型に当たる胴体の面を選択。

蓋の作成#1

つづいて、「ツールボックス:編集」の形状複製ボタンをポチリ。すると、

蓋の作成#2

選択した面が複製されて、新しいポリゴンメッシュが出来る。右上にあるブラウザで、新しく作成されたポリゴンメッシュが追加されているのが確認できると思う。あとで混乱しないように、名前をポリゴンメッシュから「蓋」に変えておくとよい。

複製が完了したら、元とした胴体側のポリゴンは削除しておこう。

 

さて、作成手順だが、まずは複製した八角形の中央部を、こんもりと盛り上げて、蓋の上面を作成する。

こんもりと盛り上げる方法については、湯飲みの水面を作成したときと同じなので、細かな手順は省略。最終的に、

蓋の作成#3

こんな感じに仕上げた。

盛り上がっているようで、それほど盛り上げすぎてもなく、そこはかとなく蓋っぽく。

 

つづけて、蓋の下面を作成する。蓋の下面は、いま作成したばかりの上面を利用する。この上面を反転コピーして、下面としてしまおう、という計画だ。

この作業には、蓋以外のポリゴンメッシュを非表示にしておくと、作業がやりやすくなる。

まずは、作成した蓋上面部のポリゴンを、全て選択する。

蓋の作成#4

次に、「ツールボックス:編集」の鏡面コピーボタンをポチリ。そして、正面図で、蓋の底辺部分を狙ってマウスダウン。

そのままズリズリとマウスを下向きにドラッグしてやると、

蓋の作成#5

こんな具合に、マウスダウンした位置を中心にして、マウスドラッグした方向に鏡面コピーされた形状が出来上がる。方向が決まったら、マウスを放せば、それで鏡面コピーが確定する。

鏡面位置がずれていたり、確定したときの方向がずれてしまった場合は、アンドゥで鏡面コピーをキャンセルしてやり直し。

 

さて、鏡面コピーが完了した段階で、この蓋の情報を見てみると、

蓋の作成#6

こんな感じ。

 

いろいろ数値が並んでいるが、今回注目すべきなのは、「頂点数/総計」の数字だ。ここには、選択されているポリゴンメッシュに、何個の頂点が存在するかが表示されている。今回作成した蓋についは、八角形のポリゴンが上下に膨らんだ形なので、「八角形」+「上の頂点」+「下の頂点」の計10個となれば、期待通り、というわけだが、表示されている頂点は18個となっている。

これは、鏡面コピーしたときに、八角形の各頂点も複製されてしまったために、余分な頂点が8個追加されてしまったからだ。

 

余分な頂点は、スッキリまとめてしまうに限る。これには、shade12から追加された機能「近接頂点結合」が使える。ただし、結合できるのは同一ポリゴンメッシュ内の頂点だけなので注意。複数のポリゴンメッシュに分かれている場合は、さきに一つにまとめておく必要がある。まとめ方については、shade11のときと同じなので割愛。

では、頂点をマージ(結合)しよう。まずは、結合したい頂点があるポリゴンメッシュ(今回ならば蓋のポリゴンメッシュ)を選択する。続いて、モードを「形状編集」「頂点」に合わせて、

蓋の作成#7

「ツールボックス:編集」の「結合」にある近接頂点結合のボタンをポチリ。

この近接頂点結合のボタンだが、12.0.1では、頂点が一つも選択されていない状態だと押せなくなっている。このボタンは、頂点が選択されていない状態でも押せるべきボタンなので(下の図でわかる通り選択されていない頂点の結合が可能な動作をするので)、12.0.0の動作が正解。それにしても、shade12の操作性は一貫性がないなあ。十分練り込まずに、慌てて実装した感がぬぐえないぞ。作業がしづらくてたまらん。

すると、左下にあるツールパラメーターに、結合制御用のパラメーターが出てくるので、

蓋の作成#8

お好みで設定を変更してから、確定ボタンをポチリ。上の設定なら、これで「1mm以内に接近している頂点をそれぞれ結合」してくれる。

結果、

蓋の作成#9

不要な頂点が結合されて、全部で10頂点になる。

 

以上で、

蓋の作成#10

蓋の原型が完成!

 

あとは、ツマミを作成すれば、蓋が完成するわけだが。

以下、次回。