You are here: Home / shade+OSX / 練習-小物編 #4

練習-小物編 #4

習作用に鍋をモデリングしてみる

蓋の作成

蓋は、材料となる鍋の上面を切り離して加工してやる。参考書では頂点をコピーして再利用していたが、Shadeではポリゴンメッシュの頂点だけをコピーする機能はない。なので、面をコピーしてやる。まずは[メッシュ]-[メッシュ編集モード]-[面]を選択するか、またはメッシュ編集ツールボックスで面モードボタンを選択して、面編集モードにする。

蓋作成#1

そして鍋本体の上面を選択し、[メッシュ]-[複製]またはメッシュ編集ツールボックスのCopyを使用して、上面を複製してやる。

蓋作成#2

編集画面では一見変化がないように見えるが、ブラウザを見ると、指定された面が複製されているのがわかる。

蓋作成#3

 

複製した面は、鍋本体とは別のレイヤーで編集する。

・・・・・・・・・・・。

・・・レイヤー?

だからShadeには無いってば。

どうしよう・・・仕方ない、とりあえず無視して先に進もう(とことんアバウト)。

 

コピーした蓋の元となった面、つまり鍋本体の上に被さったままとなっているポリゴン面は、さくっと削除してやる。だが、そのまま削除すると、鍋本体ごと消滅してしまうので、[メッシュ]-[切り離し]またはメッシュ編集ツールボックスのDetachを使用して、上面だけを鍋本体から切り離してやり、 それから削除すればよい。

追記:2010.08.02
どのバージョンからかハッキリとしないが、少なくとも11.0.3の段階では、わざわざdetachしなくとも、deleteキーで一発削除できるようになったらしい。というわけで、上記記載は訂正。

 

続けて複製した蓋用のポリゴンを加工する。最初に蓋を真っ二つに分断。

これにはKnifeを使うよりも稜線の追加機能を使用した方がいい。やり方は簡単。まずはOptionキーを押しながら頂点を選択してやる。このとき正常に稜線の追加機能が働いた場合は、メッシュ全体が一回点滅する。点滅しなかった場合は頂点の選択に失敗したと言うことなので、やり直す。無事点滅したら、マウスを押したままずりずりとドラッグする。すると選択した頂点とマウスカーソルとのあいだに線が引っ張られるので、そのまま線を別の繋ぎたい頂点まで引きずってゆく。接続可能な頂点の上にマウスカーソルが来ると、カーソルがこんな形(稜線の接続マウスカーソル)に変わるので、そこでマウスのボタンを放す。無事に接続された場合は、頂点が非選択状態(青い点)に変わる。接続に失敗した場合は、頂点が選択状態のまま(赤い点)になるので区別がつく。もし失敗した場合は、やり直しをするか、または1点に収束+頂点マージでつなぎ直せばよい。

つづけて分断した辺(稜線)の中心に頂点を追加してやる。やり方はUserGuideに書いてある通り。位置がずれてしまった場合は、マニピュレータを使って直してやればよい。マニピュレータのハンドルの上にマウスカーソルを合わせてやると、対象となる頂点(もしメッシュなどの立体形状を選択しているときは、形状の中心)の座標が右下に表示されるので、これを指針にすればよい。

蓋作成#4

蓋作成#5

 

これでだいたい正確な座標を設定できる。もっと正確な座標情報が知りたい場合は、数値入力を使用する。頂点を選択した状態で編集ウインドウ上部の数値入力ボタン

数値入力ボタン

を押してやると、正確な座標情報を表示してくれる(初期状態では「相対座標」のチェックボックスがONになっているので、これをOFFにすることで絶対座標が表示される)。

null

今回の例だと、X軸方向に-0.000015mm、Z軸方向に-0.000007mmだけ原点からずれていることになる。これは均等拡大による図形の拡大縮小などの影響だと思われる。が。ずれた量は、15ナノメートルに、7ナノメートル。もはや原子の世界。無視して問題ない量だが、このズレすらも許せないというハイパ〜パンクチュアルな人は、このウインドウに希望する数値を入力して入力ボタンを押すことで、座標をきっちり合わせてやることも出来る。入力が済んだら終了ボタンを押してウインドウを閉じる。

 

中心点を作成したら、外周上の全頂点から中心点に向かう稜線を追加して、傘の骨のような形を作ってやる。そして中心点を上に持ち上げて蓋の盛り上がりを作り、

null

最後に全体を少しだけ縮小して、鍋本体の「吹きこぼれ防止」の内側にストンと落として、

蓋作成#8

蓋の完成!