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練習-小物編 #10

習作用に鍋をモデリングしてみる

UVマッピング

下準備が正常に完了していれば、ShadeでUVマッピングをすることは、そんなに難しくない。マッピングの手順としては、

  1. ポリゴンメッシュのマッピングをしたい面を選択
  2. マッピングを実行
  3. UV画面で位置やサイズを修正

基本的には、これだけ。これを繰り返すことで、最終的にモデルのすべての面をUVマップに描き出して、

UV作成#1

こんな感じにUVマップを作成するのが目標。あとは、これを元にして、テクスチャを描き込んでゆく作業となる。

 

では早速、作業開始。まずは、胴体の外周ぐるりから手を付ける。作業がしやすいように、胴体以外のポリゴンメッシュを、ブラウザで非表示にしておこう。

UV作成#2

次に、形状編集モードを指定して、[メッシュ]-[メッシュ編集モード]-[面]を選択する。

UV作成#3UV作成#4

つづいて、UVマップをしたい対象の面(今回であれば、胴体の外周ぐるり)を選択する。

UV作成#5

UVの表示部分に、なにやら妙な形状が表示されるが、これは気にしない。 この状態で、メッシュ編集ツールボックスの一番下にあるMak.UVボタンをポチリと押すと、サブメニューが出てくる。ここで、[UV作成]を選択してやると、

UV作成#6

UV作成#7

UVマッピングダイアログが表示される。今回のマッピング対象のメッシュは、円周ぐるりなので、円柱形状でのマッピングを試してみることにする。該当ダイアログ内の投影方法として、「円柱」を選択すると、ダイアログ内の設定項目が入れ替わるので、ここで「回転軸:Y」と設定する。

UV作成#8

設定が完了したら、UV作成ボタンを押して、UVマッピングを実行してやる。すると、

UV作成#9

こんな感じになる。選択面が正常にマッピングされているのがわかると思う。UVマップの左部分に、なにやら妙なヒゲが生えているが、気にしない。これは、UVマッピングをまだ実行していない部分と、変な風に繋がっているせいで、こうなっているだけ。問題のある部分を、きちんとUVマッピングしてやれば、このヒゲは自然に消える

 

さて、あとはこのマッピング結果を、こちらの都合に合わせて小さくしたり移動したりしてやればよい。このときに便利なのが、マニピュレーター。上図でも表示されているが、UVマッピングは、平面(つまりu軸とv軸)に対して行われるので、マニピュレーターも平面で動く。

UVマニピュレーターについては、結構面白い使い方が出来るので、あとで再考察する。予定。

再考察と言うほどではないが、UVマニピュレーターを含め、UVエディタの編集作業全般について、UVマップエディタ操作手引きにまとめてみた。

 

というわけで、こっちの都合のいいようにウリウリして、左下の隅っこに追いやってやる。結果、

UV作成#10

こんな感じになりました

 

なんでこんな風にしたのか、とか、そもそもなんでこんなことをするのか、といった超ベーシックな部分については、参考書に詳しいので、ここでは割愛。

 

つづけて、胴体下面をマッピング。上図のように、胴体外側下面を選択状態にしてやり、しかる後にメッシュ編集ツールボックスの一番下にあるMak.UVボタンをポチリと押して[UV作成]。鍋の下面については、下方向から平面的に貼り付けてやりたいので、「投影」でマッピングしてやる。投影面には、「下面図」・・・がないな。仕方ない、「上面図」で代用するとしよう。

UV作成#11

・・・と設定して、UV作成をポチッとな。すると、鍋下面のマッピングが、でかでかと真ん中に表示される。このままでは、邪魔っけ100%なので、マニピュレーターを使って、好き勝手にウリウリ縮めて追い詰めて、右下に寄せてやる。

UV作成#12

 

さて、ここで一点注意。今回マッピングしたのは、鍋の外側に当たる部分。つまり、下から見上げると見える部分に相当する。なので、本来であれば、ここには「下面図」での投影をすべきなのだが、すでに書いた通り、ShadeのUV作成には、下面図による投影の選択肢がない。仕方なしに上面図で代用したのだが、このままではテクスチャの絵が反転して表示されてしまうという、困った問題が発生する。

 

言葉だとわかりづらいので、似たような図面で説明しよう。たとえば、あるポリゴンに対して、上面図で左向きの金魚の絵を投影したとする。

UV作成#13

UV作成#14

当然、貼り付いた金魚は左向き。だが、これを下から見上げてやると、

UV作成#15

左向きだった金魚が右向きに。

つまり、絵が鏡面反転(左右が入れ替わる)してしまうのだ。ベタ単色の部分などであれば問題はないが、模様や柄が入っている場合などだと、少し困ったことになる。

そこで、このような場合は、UVマッピングをしたあとで、マッピングの左右を入れ替えてやる作業が必要になる。やり方は、ちょっとややこしい。まず、反転したいポリゴンメッシュの面を、すべて選択状態にしてやる。そして、UV画面が選択されている(四面図でUVのタイトル部分が濃い灰色になっている)状態で、

UV作成#16

[ツール]-[移動]-[数値入力]を選択してから、反転させたい図面の中央をクリックしてやる。上図の例だと、円の中心部分に相当する。中心が正確にわからない形状だったり、クリックしたときに多少位置がずれてしまったしても、あとで修正可能なので、気にせずにそのまま続行する。すると、トランスフォーメーションダイアログというものが表示される。

UV作成#17

ここで、「拡大縮小」にある左側の数値を-1に変更して、OKボタンを押してやる。すると、指定されているポリゴンメッシュ面のマッピング状態が、左右反転する。ことのき、もし中心を取れない形状だったりした場合は、位置が移動してしまうので、再度位置合わせをやり直してやればよい。すると、

UV作成#18

絵がめでたく元通り。金魚はちゃんと左向きになりました。

 

さて、これで大まかなUVマッピングの流れはトレースできたはず。この調子で、残りの部分のUVマッピングを続行・・・は、次回。