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マグカップ作成#6

お試しでマグカップを作成してみる

新しく張り直した面のUVマッピング

さて、前回、寝ぼけていた底面の再作成をおこなったわけだが。作業が終わって、再びUV編集の画面に戻ると、

底面を再UVマップ#1

UVマップが見事に壊れました。

まあ、三角ポリゴンを一枚ずつ張っていったので、当然といえば当然だが。

さて、このようになってしまった場合、当然ながら、自動作成されたUVマップはまったく使い物にならないわけで。そこで、自前で新しく張り直してやることにする。

だが、手間はほとんど掛からない。上図のように、UVマップを作成したい面を選択状態にして、しかる後に、UVエディタ上で右クリック(またはControl+クリック)。すると、サブメニューが出てくるので、

底面を再UVマップ#2

UV展開を選択する。このコマンドは、選択された面を一番歪みが少ない状態になるように自動的にマップしてくれる、大変便利なコマンドだ。結果、

底面を再UVマップ#3

このようにマッピングされる。

ほぼ期待通りの出来映え。Cheetah3DのUVマップ機能は、じつに優秀だ。

あとは、この六角形を右下に寄せて、底面マップが完了。

 

残りの取っ手の部分については、胴体部分と同様に、すでにあるマップをそのまま利用する。陰影づけの都合上、取っ手の内側と外側に面を分割して配置して、

UVマップ完成

UVマップが完成!

 

 

UVマップを元にテクスチャを作成

さてさて、このマップを元にテクスチャを描画するわけだが。そもそもテクスチャだのUVマップだのって何よ、という内容については、shadeのコーナーで解説しているので、そちらを参照されたし。

また、テクスチャを作成するには、当然ながら絵が描けるソフトが必要になる。Cheetah3Dには、テクスチャをペイントする機能もあるにはあるのだが(UV編集画面で可能、詳しくはヘルプを参照)、お世辞にも高機能とは言えないのだ。一応ありますよ、程度のものなので、ちゃんとペイントしたいのであれば、他のお絵かき専用ソフトを利用するほうが良い。ここでは、PhotoshopCS3を使用して解説する。

まずは、絵のガイドラインとすべく、UVマップの図を外部ファイルに出力する。幸いにして、Cheetah3Dには、UVマップをPDFに出力する機能があるので、これを利用しよう。UVエディタ上で右クリック(またはControl+クリック)すると出てくるサブメニューの一番下に、「UVマップをPDFで保存」という項目があるので、それを選択。あとは、適当な名前をつけて、保存。これだけ。

次に、保存されたPDFをPhotoshopCS3で読み込む。すると、このようなダイアログが出てくるので、

テクスチャ作成#1

幅と高さを、作成したいテクスチャのサイズに合わせる。今回は、128ピクセル四方のテクスチャを作成するので、ここを128にして、OKボタンをポチリ。

以上で、UVマップのガイドラインを取り込んだ作業環境が出来上がる。

テクスチャ作成#2

上の画像は、JPEGにする都合上、透明部分が白く置き換えられているが、Photoshopの作業環境上では、上の画像の白い部分は透明だ。つまり、UVマップの線だけが綺麗に見える状態。

というわけで、shade11の時のような工夫をするまでもなく、作業に便利な環境が出来上がった。よしよし。

 

さて、この環境を元に、テクスチャを描き込んで行くわけだが。描き込む前に、モデルに反映した結果を確認できるようにしておこう。

透明なままだとわけがわからなくなるので、まずはマグカップの下地となるぺったり塗っただけの絵を準備する。

テクスチャ作成#3

これを、適当な名前のPSD形式で保存する。次に、Cheetah3Dに戻って、マグカップに割り当てたマテリアル(オブジェクトブラウザではなく、マテリアルブラウザ側、つまり画面の左下にあるマテリアル)を選択する。すると、

テクスチャ作成#4

プロパティにマテリアル情報が現れる。テクスチャの項目がないが、もうダマされない。うん。表示もチェックマークになっているし。なので、このチェックマークの四角をポチリ。これで、テクスチャの管理項目が出てくるので、「読み込み」を選択して、すでに読み込み済みのダミー画像を、上で保存したテクスチャファイルと置き換える。

テクスチャ作成#5

これでよし。

 

さてさて、これで下準備が出来たわけだが。Cheetah3Dでは、テクスチャを仕上げる上で、もう一つ便利な機能がある。たとえば、Cheetah3Dの画面をこのまま(起動したまま)にしておいて、Photoshopに移動し、軽く陰影を描き込んでやり、

テクスチャ作成#6

これを普通に「保存」で上書き保存してやる。

しかるのち、Cheeta3Dの画面に戻ると、

テクスチャ作成#7

なんと、何もしなくても変更が自動で反映されるのだ

 

じつはこれ、MacOSX(正確には、OSXが利用しているHFS+というフォーマット)が持っている強力な機能のおかげだ。

OSXには、OS動作中にファイルが変更された場合、起動中のソフトにそれを通知してくれるという、おそろしく便利な機能が備わっているのだ。これは、WindowsのNTFSやUNIXフォーマットにはない、MacOSXのみの特徴的な機能なのだが。Cheetah3Dは、この機能にしっかりと対応してくれているのだ。大抵のソフトが、Windows他との互換性に固執するせいで対応していない機能なのに、さすがOSX専用ソフト、すごいぞCheetah3D。

 

というわけで、作業が劇的に楽に進んだ。あれよあれよという間にテクスチャが仕上がり、

マグカップ完成

マグカップの完成!

 

・・・絵が下手? 巨大なお世話ですシクシク。

そして性懲りもなく、モデルデータとテクスチャ(PSD形式)を晒してみる。 magcup.zip (約36.6kb)。

たいしたもんじゃないですが、見て笑ってやろうという方、ご遠慮なく笑って下さい。